こんにちは、ゆずこしょう(@onktm0821)です。
かねてから記事にしている通り、現在ストレングスファインダーの実践編に取り組んでいます。
ストレングスファインダーテストの結果をもとに、『最高の成果を生み出す6つのステップ』という本に記載されている6つのステップを1週間に1ステップずつ実践します。そうすることで、強みを生かした生活を送れるようになるというものです。
1週につき1ステップなので、今のところは無理なく実践することができています。
少なくともステップ1はそんなに難しい話ではありませんでした、この先がどうかはまだわかりません(笑)
ステップ1:神話を打ち砕け
なんとも大仰なタイトルがついています。
ざっくり言うと、3つのステレオタイプ(≒神話)を捨てて、マインドシフトしましょう、ということが書いてあります。
その3つの神話とシフトする先(≒真実)は以下の通りです(本文からの引用です)。
・成長するにつれて、人の性格は変わる
→成長するにつれて、人は本来の自分に近づく
・人はもっとも弱い分野で、もっとも成長することができる
→人はもっとも強い分野で、もっとも成長することができる
・すぐれたチームのメンバーは、チームのためならどんなことでもする
→すぐれたチームのメンバーは、チームに自発的に強みを提供することにほとんどの時間を費やす
以上の内容について、本書では質問(簡単なワーク)が用意されています。
自分なりに考えて、意識しながら1週間生活(主に仕事)をして、徐々に定着させるということです。
正直言うと、けっこうタイトルとか胡散臭いというのが本音なのですが、まあ変なことは書いていないので、「なんとかやれた」という感じです(笑)
繰り返しますが、内容自体はおかしなこと書いてありませんし、僕は違和感ありませんでした。
ブログを読んでくださってる方はどうですか?
違和感ありますか?けっこう胡散臭くないですかね?(笑)
改めて思い返すと、「あいつはホントに自分のやりたい仕事しかしねえなっ!」と言われて久しい残念な職場のおじさん達も、必死に自分の強みを提供してたのかもしれません。
なんだかちょっと悲しくなります。人間ドラマですね。
まあ、使えないおじさんは「すぐれたチームのメンバー」ではないんですけどね。
やってみての感想
ステップ1に書かれている内容は、ストレングスファインダーの根底にある考え方です。
この本を読んで実践しようと思った時点で、すでにステップ1は終わっているのではないかと言うのが本音ですね。すでにこの考え方に片足を突っ込んでいるような状態ですからね。
本書でいう「強い分野」とは、好きなことととほぼ同意(これはステップ2で出てくる内容)なのですが、そう考えるといよいよ説得力がある気がしてきます。
僕が小学校の頃とかは「嫌なことでもちゃんとやらないと大人になって社会に出たら何もできないよ!」とよく担任の先生に怒られていましたが、最近は少しずつ変わってきている気がします。
好きなことでお金を稼ぐ、やりたいことで生きていく、そういう潮流が生まれてきていると思います。少なくともこういう価値観が認められ始めているのは確かです。
この流れに乗るのか、それとも昔の価値観通りに生きるかは、自分が選ぶことです。
ただし、本書の冒頭にあった内容、「毎日の仕事の中で自分の強みを生かすことができている人は10人に2人しかいない」ということと合わせて考えると良いと思います。
これを考えれば、個人的にはもう答えは出ているのではないでしょうか?
この10人に2人の話は前の記事で書いていますので、よろしければどうぞ。
脱線:双子の話や子育ての話
本書や橘玲の『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』等でも引かれているのが、ジュディス・リッチ・ハリスの『子育ての大誤解-子供の性格を決定するものは何か』です。
この本の中では、生き別れになった双子の成長記録やイスラエルのキブツ(親から引き離し男女分け隔てなく育てる区域)等の事例をもとに、親の育て方は子供の性格に影響を与えない、ということが書かれています。
じゃあ何が影響するんだ!と思ってしまいますが、この本では遺伝子と環境という答えが用意されています。
完全に脱線してるので全てを細かく書いたりはしませんが、とてもおもしろいです。
「子育ては子供の性格に影響を与えない」などということは、新聞やテレビなどのマスメディアでは報道できないので、こういう本ならではの内容ですね。
おおっぴらに言うと大炎上待ったなしですからね。
僕はもともと生物の進化の話とか遺伝子の話とかが好きなんですよね。
まとめ
早い話が、今週のテーマは「強い分野で活躍することを意識しましょう」、「苦手なことはやらんでいいです」ということを言い聞かせることでした。
本書が最終的に求めるチームは、アメフトチームみたいな役割がハッキリしているチームと言うことになります。アイシールド21を思い出しますね。
『子育ての大誤解〜』はまだ読んだことがないので、そのうち読んでみようと思いますが、amazonでは中古しかないようです。あとは原書を読むしかないですね。
ということで、ステップ2も張り切ってがんばります。
ではでは。