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「投資の大原則」はマジで投資の基本の「き」だった

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こんにちは、ゆずこしょう(@onktm0821)です。

最近はボーナスも入って少し手元のお金に余裕が出てきました(笑)

 

もうこれ何度目になるかわからないんですが、いいかげん投資をはじめようと思いまして。

 

ふらっと入った本屋でよさげな本を見つけたのでさっそく買って読みました。

『投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント』という本です。

ストレートでいいですよね(笑)

今日は備忘もかねて勉強になったところをシェアさせてもらいます。

はじめて読むにはとても良い本

この本、『投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント』(以下、投資の大原則)ですが、著者はバートン・マルキールとチャールズ・エリスです。

バートン・マルキールは『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者ですね。

チャールズ・エリスは『敗者のゲーム』を書いた人です。

 

どっちも超有名な本ですよね。

でも恥ずかしながら、ぼくまだどっちの本も読んだことないですわ、ホント勉強不足です・・・(笑)

 

肝心の「投資の大原則」ですけど、ボリュームもそこまで多くないし、とてもわかりやすい言葉で書いてあります。

数式とかチャートとかも出てこないので、ぼくみたいにまともに投資をしたことがない人にもスッと内容がアタマに入ってきます

言っていることもとてもシンプルです。ほんとビギナーむけって感じで読みやすいです。

 

ぼくみたいにこれから投資をはじめてみようと思う人にはいいとっかかりになってくれるんじゃないでしょうか。

 

すべては節約から

この本では、

「節約しろ」

「タネ銭を貯めろ」

ということがなんども書かれています、とにかくなんどもです。

もはやくどいくらい。そりゃそうなんですけどね。

 

この本、だいたい200ページ弱で6章だての構成なんですが、冒頭の1章はまるまる節約と貯金についてです。

ページ数でいうともう60ページくらいその話。

 

しかしこればかりは否定できないですよね。

だって投資資金がないとそもそも投資なんてできないですもんね(笑)

それにやっぱり投資は余ったお金でやるもので、生活に必要なお金でやっちゃダメなわけですよ。

投資はお金なくなっちゃうこともあるんですから。

 

「コツコツお金をためていますぐ投資をはじめなさい。そして長くつづけなさい。」

ようはこの本が一番言いたいのはコレです。

 

市場以上に賢いものはない

コレ、本の見出しそのままなんですけど、すごいシンプルかつ説得力あるなって。

著者の2人は「あらゆる情報はすでに株価に盛り込まれている」というスタンスです。

「現代の投資家は昔よりもずっと賢いし、そういう参加者たちが無数に「売った買った」をくりかえしてできている市場が一番かしこいはずだ」、と言っています。

 

そいういったことをぜんぶ踏まえて、この本では「市場そのもの」に投資できるインデックスファンドを推してます。ホントはやってますよね、インデックスファンド。

著者2人もインデックスファンドしか持ってないらしいですよ、ホントかよってかんじですが(笑)

 

ぼくもとりあえずインデックスファンド、買ってみようと思います(笑)

 

できるだけ早くはじめる

上に書いたこととかぶりますが、「なるべく早いうちから貯蓄も投資もはじめたほうがよい」ということも強調されています。

 

「投資をはじめるタイミングが遅れてしまうことでチャンスを逃さないようにする」、ということが狙いの1つとしてあります。

そしてなにより「長期投資のメリット、つまり複利による恩恵を享受できる」ことが1番の理由です。

 

複利とは利息に利息がかかる考え方です。

闇金でお金を借りると「借金が雪だるま式に増える」なんて言い方をしますが、あれがまさに利息に利息にかかった状態の代表例です。

この考え方は借金をしたときだけではなく、投資をしたときも同じです。

闇金の側から見るか、借り手の側から見るかだけの違いだけで、両者は同じことを言っています。

 

1度に全額をつぎ込まない

「なるべく早く、長期投資を、インデックスファンドで」とくると、もうコレはセットの考え方ですね。

 

この本では冒頭で「投資するタイミングは大切だけど、いつからはじめるかの方がもっと大切だ」と書かれています。ようは「投資はすぐにでもはじめた方がいいけれど、投資するタイミングは分散させた方が良い」ということですね。

一度に全額をつぎ込んでしまうと、1回の暴落ですべて持って行かれてしまうからです。

 

毎月一定額インデックスファンドをコツコツ買い続けていれば、安いときには多めに買え、高いときには少ししか買えません。結果的に手持ちのファンドは過去の市場の平均価格に近いものになっていくので、一次的な暴落による損は少なくなります。

この投資方法をドルコスト平均法といいますが、本書で勧めているのはまさにコレです。

 

カードローンより住宅ローン

最後にもう1つ。

けっこう住宅ローン推しなんですよね、この本。意外です。

先入観ですけど、こういう本って割と賃貸を勧めてくるイメージがありました(笑)

 

「カードローンは利率が高いからするな」というコトがそこかしこで書かれています。いや、コレはホントその通りですよね。

利率がとんでもないですからね、カードローンとか。あとリボ払いとか。

こんなことしてるうちはお金なんて絶対たまらないですわ。

 

「カードローンはダメだけど、住宅ローンならOK」というのは、この比較だったらその通りですよね。

住宅ローンなら利率も低いですし、それに期間も一応決まってますからね。気が遠くなるほど長い期間ですけど(笑)

用途も仮にも家ですもんね、必要なものですし。

 

住宅ローンを推してるもう1つの理由が税制優遇です。

確かにそうですよね。それがありました。

ぼくは賃貸派だったのでこれまであんまり考えたことなかったんですけど。ホント勉強不足ですよね。

 

実際どれくらい税制優遇があるのか、気になったので見てみました。

 

そうするとこれ、すごいですね。

色々と条件はありますけど、1年につき最大40万円も税金が減るんですね。しかも最大で10年もらえるとか。

合計したら400万ですよ・・・。まじか・・・。

 

参考:すまい給付金HP

 

ここだけの話、実は今、これでけっこう心が揺れてます。

家、買っちゃおうかなって・・・。どうしよう・・・。

 

だって400万ですからね。

自分でこの金額貯金するのは正直めちゃ大変ですよ!(笑)

 

35年ローン組んで10年で全額返済できれば金利もめっちゃ浮くじゃないですか。うわあ、悩むな〜・・・。

コレは一体どれくらい得することになるんだろ。

ちょっと宿題にしたいと思います(笑)

 

まとめ

他にもいろいろとタメになることが書いてありますが、ぼくが気になったところだけをピックアップして書きました。

 

  • お金を貯める
  • インデックスファンドに投資する
  • なるべく早くはじめる
  • 一度に全額をつかわない、コツコツ投資する
  • 利率が低く、税制優遇がある住宅ローンを借りる

 

上の4つは今すぐにでもはじめられますし、もともとやろうとしていたことでした。

なので早速今月からでもぼくははじめてみます!

 

住宅ローンは・・・、要検討ですね。

もともと賃貸派ですし、住みたい家がなければ意味がありません。

 

投資の勉強は今後もどんどんしていくつもりなので、よかったらまた読んでもらえたらうれしいです。

では、今日はこのへんで。

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