こんにちは、ゆずこしょう(@onktm0821)です。
2012年に大学院を卒業して、大手商社で働き始めて5年目に突入しました。
商社で5年目というと、ある程度のことは1人でこなせて、そろそろ中堅社員の仲間入り・・・。
同期の中でも海外に駐在に行ったり、はたまた帰って来る人が増えだす、そんな年次です。
そんな僕も来年からアメリカへ異動を言い渡されている1人です。
言い渡された時は、「商社マンで、アメリカ駐在なんて・・・。ああ!なんて絵に描いたような商社マンライフなんだ!」と思ったものです。
お世話になった人たちに報告してもみんな一様に同じ反応でした。
そりゃそうですよね。
でも、最近よく思うんです。
自分の人生、本当にこれでいいのか!?
「世界を股にかけて働きたい」とか漠然と思いながらなんとなく就活して、やたらと倍率だけは高い商社に入社して、海外駐在を言い渡されはしたけれど・・・。
4年間働いてみて思うのは、
商社って全然グローバルじゃないよね!?
ってことです(1年目の途中から気づいてましたが(笑))。
確かにいろいろな大きいビジネスはしてるし、貿易も山ほどしてますよ。日経新聞を読めば週に何度も商社の記事が出てきます。手がけるビジネス自体はまごうことなきグローバルです。
でもね、社内は違うのです。
人も文化もなにもかも古い!電卓で足し算した答えをエクセルにベタ打ちするおじさんとかめちゃくちゃたくさんいるのです!
毎日会議のための会議・・・のための会議(!)、稟議のための打ち合わせ・・・のための書類作り(!!)とかをせっせとしています。これって意味ありますかね?ないですね。しかもこれはアメリカに行ってもきっとなくなりません。
人生は有限です。なので人生で一番貴重なのは時間です。自分の貴重な時間をこれ以上意味のないことに費やしたくないのです。
貯蓄がまったくない!
じゃあ、さっさとそんな会社辞めろよ!
とこの記事を読んでいる人は思うでしょう、僕だってそう思います。
でも辞めれないんですよ。貯蓄がないから。
商社に入るとまず、諸先輩方からいかに若手の頃酒と女遊びに金を注ぎ込んだかを夜中夢にうなされるほどにされます。そしてお金が使うことが正しい、自転車操業するのがエライかのような教育を受けます。洗脳ですね。
「ボーナスは貯金します。」なんて言おうものなら、あっという間に人非人扱いを受けてしまいます。
それが怖くて「せめて形だけでも商社マンらしく振るまわなきゃ・・・!」とか思いながら生活していたら、いつの間にか骨の髄まで浸かってしまい、しまいには新人にまで遊ぶことを説くとことに・・・。
まさに犯人を探していたら実ば自分が犯人だった、というようなサイコSFモノのような話になってしまいました・・・。
目標は会社に頼らず生きていくこと
そんな僕の目標は、会社に頼らず生きていくだけの貯蓄をすること。
そして自律した生活基盤を獲得すること、の2つです。
このブログではその他にも、商社での生活やキャリアのこと、アメリカ駐在に向けての準備、趣味のことなどあまりジャンルにこだわることなく書いていこうと思います。
それではこれからよろしくお願いします!